2009-01-01から1年間の記事一覧

先週のヴォツェック

お久しぶりです。しばらく土日が忙しく、前売りを買っていても行けずに人に譲ることになった公演がありましたが、勤労感謝の日に新国立のヴォツェックを聴きに行きました。 9月のオテロでも舞台に水が張ってありましたが、今回は舞台一面が水。 2009年−…

民族音楽(?)

私はエフエム少年だったころにオペラの世界に分け入ったのですが、他にも色々と雑食していました。例えば民族音楽も。詳しいことは語れませんが、アジアやアフリカの音楽の豊饒な世界の一端を垣間見たことがあります。なぜこういう事を書くのかというと、こ…

新国立 オテロ

フリッツァの指揮を楽しみに聴きに行ってきました。指 揮:リッカルド・フリッツァ 演 出:マリオ・マルトーネ オテロ:ステファン・グールド デズデーモナ:タマール・イヴェーリ イアーゴ:ルチオ・ガッロ 舞台は浅い水路と建物からなり、照明で表情を変え…

スカラ座 ドン・カルロ

何とか出かけることができました。1週間ずれていればとても無理だったはずですが、これもお釈迦さんのお導き。 ガッティの指揮するドン・カルロはボローニャの来日でも神奈川県民で聴きましたが、あれはまだ20世紀だった頃。主役はクピードでした。こんど…

チェネレントラ

新国立に行ってきました。今回は長年の音友とともに。 演出は亡きポネルがバイエルン国立劇場のプロダクション用に制作したものらしいです。BS放送などでの既視感があるくすんだ色合いの古典的なもの。歌手や合唱が折々にストップモーションで停止し、中心…

Doblogよ、さようなら

時おりの音楽鑑賞の記憶を書き留めていたDoblogが5月末を持って終了するとのこと。ここ一年はとても忙しいので記事の投稿は減ってしまっていましたが、過去の記事をほうむるのは惜しいので、投稿内容をこのハテナにインポートさせていただきました。画像の…

ムツェンスクのマクベス夫人

実はあまり期待することなくチケットを買っていました。 ところがどっこい、これは昨年の軍人たちをはるかに上回る快演。 指揮とオケも素晴らしく、まがまがしい音楽もすっきりさわやかに聞こえました。あちこち移動に忙しいバンダ隊もご苦労様です。 歌手は…

ウィット

仕事でスイス製の産業機械の据付中である。 なかなか真面目なエンジニアが来て休まずに働くので付き合うこちらも大変。 こないだ、据付精度に±2mmを要求したので、 「おいおい、それは厳しいぞい、いずれにせよフレキ管を使うだろよ〜?」 と合の手をいれ…

ワルキューレ

やっとのことで休暇を確保して聞いてきました。 今回はお一人様です。 レベルの高い再演で、大満足です。 前回に気づかなかったトリックを発見したりするのも面白いものです。 (追って書きます。) //////////////////////////////////////////////////////…

旅先でマタイ受難曲を。

私の仕事は製造系ですので、業務出張は大体はチーム行動。自分の趣味に合わせた時間の確保はたいていの場合は困難です。 せいぜい、あの街のナニ博物館やナニ美術館は面白そうですぜ、行きましょう、と振り回す(笑)のが関の山。 さて先週までの出張では一…

ラインの黄金

今日は午前に病院に行き、午後にはワーグナーを聴きに行きに行きました。今回は家族とラインの黄金。 友人と行くつもりだったのですが、彼のお嬢さんの受験シーズンが終わるまで声をかけまい、と思っているうちに家族にチケットを見つけられ、こういうことと…

ジョコンダ

私には久しぶりの生音活動でした。 ジョコンダはLPやDVDでは聴いた曲なのですが実演は初めてです。 歌手たちは立派で、特にマトスは最高なのですが、何しろ重くて暗い内容で、曲も重いので、私には濃厚すぎた感があります。 ワーグナーやヴェルディなら…