ブルノ国立オペラ タンホイザー

ついうっかりと明日のボエームと連続で買ってしまっていたチェコ国立ブルノオペラの公演のタンホイザーを聴くため、上野のホールの九合目(五階席ってことです)まで登山をしてきました。

知らない歌手ばかりでしたが、題名役が若い(若く見える?)スレンダーなテナー(ヘンドリク・フォンク)でビジュアル的によく、声にも芯があり、なかなかのヘルデンテナー。好感を持ちました。

エリーザベトもこれまた美人でスタイル良し。ウォルフラムも役にマッチした声質で楽しませていただきました。ヴェーヌスはそれなりに肉感的。

オケの出来と質は語らない方が良さそうですし、合唱のパワーも今一つで、装置もポータブルな簡素なものでしたが、声フェチとしてはこのホールの五階でもよく声が届く主役達に満足です。

明日はボエームに行きます。


なお、義父の容態は好転も悪化もしない様子です。パートナーも若いピアニストの公演に行っていますので、旦那が冷たく遊びほうけているわけではありません。
(言い訳ですが・・・・苦笑)


追記)
検索したら、ヘンドリク・フォンクは
ベルリン国立歌劇場、ベルリン・ドイツオペラで「タンホイザー」のタイトルロールを歌い、ミラノ・スカラ座では「ナクソス島のアリアドネ」のバッカスでデビューした。
待望のヘルデンテノール だそうです。

これは儲けもの、見つけものでした。






National theater in Brno