整体

情けない事に気圧の上昇/下降で体調が明確に変化するようになりました。
ペインクリニックの注射も効果の感じ方が薄まり、鍼治療は治療師が「治りが悪いですね〜」と独白する始末。(鍼を抜くときの抵抗で分かるのだそうです。)
経絡は最初は効いた気がしたのですがその後がどうも。しかも最近は牽引の後に気持ちが悪くなることが何度かありました。(そりゃ、牽引した後で仕事をしたからでもありますが。)

で、約25キロ先の地域の整体治療院に行きました。坐骨や頚椎でも実績がある、との口コミがあったので、ややリスク覚悟で様子見をしてみた次第。整体は要注意とは言われていますが。

住宅街にしては寂しい一帯の中に大きな構えの和風の建物。入り口は木製のスライド自動ドア、やたらめったら広い駐車場。繁盛している様子です。
中は道場風の板敷きで、勢い良くその場足踏みをしている若者が一名。若いけれど腰のヘルニアの患者らしい。奥には肩を揉んでもらっている人が。
さらにその奥には、仰向けに寝転んで3人か4人に手足を押さえられ、治療院の主らしい人に気合もろ共、脚を曲げられている人が。

どこかで見たようなイカにも、の整体風景。 一瞬帰ろうかと思いました。

が、それなりの実績があるからこれだけの建物と弟子を抱えているのでしょう。受診することに。

脚の長さが違う、との指摘ですが脚の持ち上げ方にやや恣意的なものを感じました。が、大人しく聞きます。
腰や背中の左右を押して「ここを押して痛いですか、ここはどうですか」との診断を受け、仰向けになったり、うつ伏せになったり、椅子に座ったりで、色々とされること、されること。

脚の長さもほぼ修正したとのことで、最初と同じ所を押して、今度は痛いですか?ホラ軽くなったでしょ!と確認。
(あの〜、押し方が弱くなったのですが、と感じても、口には出していません)

そして、冒頭に見た「その場足踏み」を命じられます。おっかなびっくり。足の裏が痛いことが多いので、歩くのが遅くなっていたのです。
おぉ、勢い良く足踏みが出来る出来る。

これを二度ほど繰り返します。

しばらくは頻繁に通うように、とのことです。駄目と言われたことは牽引、注射、腰を捻る体操、前屈運動。脚を組むのが駄目なのは当然です。

牽引と注射はやめて、他の治療は経済的に限界なので当たり障りのないように仁義をきって通わないようにします。

発見は足踏みの効果。たしかに臀部の筋肉強化になって坐骨に良さそうです。なお、プールの中で歩くことは駄目だそうです。

車でないと行き帰りが困難な地域なのが残念。帰り道の運転で効果が半減してしまう感じです。クッションを工夫するしかないか。


以上、何種類目かの藁にすがった私でした。 きっと良くなってみせるさ!