親戚 リ・ユニオン

先週のお彼岸連休の初日に縁戚筋の叔母が亡くなりました。実の血縁でない人の中では最も話しやすくて気安かった人なので残念です。まだ70台前半でした。

叔母の娘さん(義理の従妹)は長い看病疲れで、うちしおれぶりは気の毒な位でした。その兄の長男も「ろくに親孝行をしてやれずに・・・」という挨拶が昨年の自分を思い起こさせました。

叔母は大家族だったせいか、思ったよりも多くの親戚が集まっていました。冠婚葬祭の中では、冠と祭というものはそうそうなく、婚儀も回数は少ないので、葬の機会に親戚と初めて実際に言葉を交わす機会をもつことが多いものです。

で、従妹の旦那さんがクラシックのCDを集めているというのをかねて聞いていたので、「○○さん、音楽がお好きと伺っていますが、どういう曲を聴かれているのですか?」と話しかけてみました。丁度話し相手もいなかったようなので。

いやぁ、話しかけて見るものですな。パッと顔が明るくなって、どんどんと話に乗ってくるのです。どうやらタワレコの常連のようで、ジャンルによっては私以上にお詳しい様子です。

今後の会話が楽しみです。不幸のことではありましたが、叔母さんが引き合わせてくれたご縁でありました。