後処理

父に任せていても保険関係や投信関係の手続きはあまり進まないし、父が勘違いして書類に捺印をしても困るので、金曜夜に実家に戻って、弟と各種整理を行い、日曜の朝に帰るというシフトを強いています。
土曜に入ってきた業務の電話やメールは無視。

呆けてもいないのに「なにもわしゃ知らんワイ」という能天気な父を今更責めてもしかたないので、せいぜい、自分がそうならないように自戒するのみです。


お墓のこと、納骨のことでは少し考え方がまとまりました。
父の家系のお墓はかなり不便な所にあり、我々にも不便だし、亡き母も立地が悪いので正直に入るのを嫌っていました。
私の連れも同じく・・。
しかも他家に嫁した女系小姑は多いのに、父の兄達は戦死したり病死していて苗字を継いでいるのは父だけ。
まずは納骨を某宗の本院にして、お墓も移そうよ、ということで合意できました。
あとはそれを四十九日に親族に話して賛同を求めるだけ。
もはや現代の家には不釣合いな、何故か巨大な古い古いお仏壇もこの機に更新させてもらいます。


その他の教訓:
必要書類を送ったつもりだった某N證券が再度要求してきた書類の内容を見て驚きました。
提出した除籍謄本では不足で、母の生年から、現在の地に本籍を移す前までの、都度都度の本籍の証明を送れと!他の会社は現在の本籍地での除籍謄本だけで用はすんだのに・・・。
一度も玄関先にも来ずに(他は、簡保を含めて、皆一度は玄関先にまで来てくれたのです)、しかも本人が生存中ならば電話一本で売買が可能、というリスク管理の甘いこのN證券会社。
父への継承の手続きが終われば、売却させていただいてお付き合いは終わらせていただきます。
小口を明らかに馬鹿にしています。


仕事も1週間止めていたのでアップアップ。三十五日の前後には出張がアサインされました。
お彼岸に友人と買っていた運命の力を、やはり予定通りに聴きに行こうかな、と思います。
祖母譲りで歌舞伎を時々見に行き、オーケストラでは朝比奈翁が好きだった母も、許してくれそうな気がします。人が多勢死ぬ演目であることだけが気になりますが・・・