遺品や相続のことなど

その後、遺品の整理や金融関係の手続きに思いのほか手間取りました。

私なりにこの週に行なうことを概ね頭の中に計画していたのですが、思いのほか、手間取ることばかりでした。

私にとっては慣れないことばかりで、ここに少しばかりのノウハウを少し記しておきます。ご存知の人には当然の事ばかりでしょうから、読み飛ばしてください。

除籍謄本:
死亡届が出されてから、除籍謄本が取れるようになるのに数日かかり、それがないと金融機関や保険会社の手続きが出来ないことは覚えておかれると良いでしょう。

実印:
何らかの相続を行なう、という可能性がある場合は、可能ならば、実印と印鑑証明持参で駆けつけられる事をお勧めします。ただ、おそらく、ここまで準備をして駆けつける人は稀でしょう。私も先に帰宅した家人から書留で送ってもらいました。

遺産分割協議書:
弁護士をしている友人に示唆されました。相続すべき資産の大小を問わず、相続人が複数いる場合には作成しておくのが周囲にも明確になって良いようです。改めてネットで見ると色々と雛形があるようです。実は私はまだ作成していませんが、大筋は親兄弟と合意していまして、信託銀行などの「その筋の人」にも「これこれ、こう考えている」と話すと、信用された様子です。

全般:
通夜式や葬儀も慣れないことですが、葬儀社が段取りを組んでくれます。
しかし遺品の整理は関係者でしか行なえません。残された者が困惑しないように遺言は残しましょう。最低、どこに自分の大事な物を仕舞ったかは、メモを残すようにしましょう。
また金融関係の諸手続きの方は信託銀行などに委託することも可能ですが、委託費用として100万円以上のお金がかかります。

これらが、ささやかな今回のノウハウです。まだまだ現在進行形です。

音楽の方は、お彼岸の「運命の力」に行くべきかどうか少し悩み始めています。四十九日の前にオペラなんて、と思いつつ・・・