当地での初めてのオーケストラ体験

こちらでの住まいからほど近いホールで行われたオーケストラコンサートに行ってきました。

フランス放送フィルハーモニー、指揮はチョン・ミュンフンの予定だったのですが、体調不良だそうで若手のミッコ・フランク(いかにもフィンランドの名前ですね)に交代。曲はマーラー交響曲5番です。

チケットは一月ほど前に買いました。残っていた席は3階席の右端。
販売カウンターの人から「舞台が見えにくいですがよろしいですか」と確認されましたが、実のところは舞台を上から見下ろす位置関係で、オーケストラを聴くには支障はありません。ホールのサイズも1300人少しのようですから音も薄くなりません。
席の位置のせいかお安くて、10ユーロ。一階席だと60ユーロ以上するようです。

指揮者は若いのに椅子(終演後に目を凝らして良く見たら5本足の事務用椅子のようでした)に座っての指揮。

出だしはゆっくり丁寧、有名なアダージェットはねっとり丁寧に、最後は勢いよく勇猛果敢に、という印象でした。

ハーピストがスキンヘッドの男性、というのがいかにもヨーロッパらしいな、とも思いました。