新国立で、影の無い女

先週の土曜に車で行く場合に経路が重なるいつものオペラ友と一緒に行ってきました。

この演目はあら筋が理解困難で、でも音楽はゴツクて濃厚。

私はハンブルクが持ってきた時に見ているのですが、冒頭がゴツンと始まり時々いかにもリヒャルト・シュトラウスらしいキラキラのオケが響いたことしか覚えておらず、舞台が暗かったせいか恥ずかしながら記憶はおぼろです。

音楽は何人も登場するソプラノもバラクバリトン歌手も、皇帝のテノール歌手も優秀。何よりもオケがキラキラ輝くR.シュトラウスの音符を空間に山盛りに並べてくれたのに感謝。指揮者の力量と音楽との相性が良かったのでしょう。

仕分けにバッサリやられたようなシンプルな演出は意味が分からないことも多いのですが、舞台は明るいし色合いが綺麗だったので私は好きです。


昔は変な名前だなぁと思ったバラク、今は日常的に聞くのにも時の移り変わりを思いました。