一憂一喜
義父の状況を備忘録程度に。
年末のお見舞いでは、病室を訪れた都度、いつも軽いいびきをかいた睡眠状態。
その様子から、まさか昏睡に近い状態では・・・? という心配の黒雲がパートナー&義母の胸に沸き起こって来たようです。
担当看護士さんに尋ねたところ、電気シェーバーで髭も剃っているし、スプーンをもってお粥も食べている、とのこと。
そこで、我が思いつき。
「きっと、食事や髭剃りが一種のリハビリなので、かなり疲労するのだよ。だから、それが終わると疲れて寝てしまうのじゃないのかな?見舞う時間を変えてみよう。」
今日はそれを確認するために食事時に別の親戚と病室に見舞いました。
ほらほら、部屋からホールに出してもらってスプーンで食事をしている、手も動いている。
そして、会話にならない会話を終えると疲れた、という顔をして自らベッドの方に行きたい、という意思表示。
そして寝てしまいました。
話は出来ませんし、食べ物がこぼれがちですが、数週間でここまで来たのは経過が良いのでは、と思いました。他の面々も同意の様子。
面会人から見た容態というものは、このようなものかもしれません。断片的な時間での観察では憂慮してもいけないし、安心してもいけない。
でも、今回は一憂の後に一喜あり、という感でした。