留守録画でワルトビューネ2006

ちょいと飲み会付きの合宿をしてきましたので、昨夜アルゼンチンがPK負けに至る経過を知りませんでした。朝の新聞には載っていませんでしたし。

アルゼンチンが控えのGKで地元ドイツ相手にPK戦というのは如何にもアウェイチームには不利な事で、何ともお気の毒です。でもダイジェストで見たところ、同点にされた時に負けたような表情をした選手がいました。これは気持ちで負けてしまった、ということでしょうか。

ダイジェストで予想外に見応えがあったのがイタリアvsウクライナシェフチェンコ以外にも果敢にシュートを打つウクライナ選手達。GKが弾いたボールを再シュートすると神懸りのイタリアDF陣が体で止める。そういうウクライナが前掛かりの時に、きっちりと点を入れるトーニ。

見せ場が少ないシェフチェンコが(意地で?)見せたウクライナ・ルーレットが印象的でした。


さてと、音楽。

留守録画をしていたヤルヴィ指揮のワルトビューネ2006を見ています。ヤルヴィの指揮のコクのあることに感心しきりです。シベリウスはとてもアットホームに寛いだ感じがしました。シェラザードでは音楽が止まってしまうのではないか、と思えそうなほどテンポを落とします。が、少しももたれた感じがしません。ライブならではの魔法でしょうね。

フチークのフローレンス行進曲というのも今年の発見でした。あまりにもマーチ・マーチした曲なので、一瞬「今年はリンケはやらないのかな」と勘違いしました。ニールセンの黒人の踊り、という選曲もヤルヴィならでは。そしてお約束の指笛ヒューヒューのあれです。

ワルトビューネといえば、アバドが振っている時に、W杯でイタリアチームが勝ち進んだことが伝えられ、アバドが満面の笑みで指揮をしたこともありました。


明日はテオドッシュウのノルマを聴きに横須賀まで遠征の予定です。首都圏の端に位置する馬蹄形劇場でオペラを見るのも楽しみです。

劇場での当日売りもかなりあるようすです。



Jaervi