ホールで感じたこと

昨夜の会場、フォーラムのホールCについて思うことです。

出来た当初は、あるオーケストラが定期公演の一部を持ってきたり、他にも各種の公演があって賑わっていましたが、残響制御を行なっていると言う割りには音響がパッとしない、とか、収容人員が1500で中途半端、という噂を耳にしました。どうやら最近はクラシックでは賑わっていないようですね。

私はこのホールは以前に2回お世話になりましたが、天井と舞台の両サイドの壁が黒い金属格子ですので、視覚的に受けた第一印象が良くなかったです。その点ではオーチャードも似た印象ですが、渋谷東急果樹園ホールは少しだけ明るくお洒落なイメージなのでまだ集客力があるのでしょう。収容人員が2000人以上あるオーチャードの方がオーケストラやオペラのプロモーション側には有利な条件なのかもしれません。

もう一つ、昨夜に感じたことを。

開演のお知らせにブザーはないでしょう。映画館や旧式の公民館じゃないんだから。あのブザー音には気持ちが一瞬萎えました。



有楽町駅前という抜群の立地なんですから、以前に思ったことですが
「ここが新国立+オペラシティの敷地だったらなぁ」
とまたもや振り返ってしまいました。

都有地と国有地のミスマッチでしたね。



花梨材を使ったり、と手は掛かっているのですが。