ピルゼンの生

私のオペラの最初かその次位の生体験は、多分ヤナーチェクの女狐ビストロウシカでした。

珍しい演目でしょうし、納豆かクサヤのように癖の強い音楽かもしれませんが、この土臭さが私は好きです。

今日は旧都庁跡地のフォーラムにて、チェコピルゼン地方のオペラハウスの歌劇団による女狐を聞いてきました。待望の原語上演です。

決してマッケラス指揮の録音のような上等なオケやソリストではないのですが、アッケラカンとしたこの作品には、そのほうが合っています。この作品の音楽をご存じない人はオーケストラ曲のシンフォニエッタから想像してみてください。

昆虫や獣達のコスプレ(?)の歌い手やダンサー達も楽しませてくれましたし、すっかり寛いだ気持になって家路に。

本日は、失礼かも知れませんが、B級グルメを楽しんだ思いです。

あっ、いやいや、ピルゼン地ビールの生でした。


狐の合唱の場



劇場のホームページの写真です。




やはり劇場HPから