一度、メイン装置の前で端坐して聴いてからは、最近は、小型の携帯プレーヤーで通勤中に聞いても脳内補正が利いてきたようです。
あの厚い金管族と低弦に支えられた音楽に嵌まりきっております。
冒頭からとても遅いテンポですが、チェリビダッケもオケメンバーも、箱根駅伝のようにペース配分を考えてラストの大団円に向けて準備しているのだな、と実感しています。
これまではテンポかっとび系の演奏に慣れていたのですが、もう戻れません。
こうなれば、早いテンポの演奏のディスクには、
所払いを申しつけ、
ディスク山ユニオン院への出家を申し渡そうか、
と考えています(笑)